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書評:宇南山卓著、『現代日本の消費分析:ライフサイクル理論の現在地』(慶應義塾大学出版会、2023年5月刊)
https://agi.repo.nii.ac.jp/records/2000108
https://agi.repo.nii.ac.jp/records/2000108b0f43171-dbae-4fea-9536-c7a83997af66
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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WP2024-19.pdf (319 KB)
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Item type | ワーキングペーパー/Working Paper(1) | |||||
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公開日 | 2024-09-13 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 書評:宇南山卓著、『現代日本の消費分析:ライフサイクル理論の現在地』(慶應義塾大学出版会、2023年5月刊) | |||||
言語 | ja | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Book Review of Takashi Unayama, Analysis of Consumer Behavior in Contemporary Japan: Current Perspectives on the Life Cycle Theory (Keio University Press, May 2023) | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_8042 | |||||
資源タイプ | working paper | |||||
著者 |
ホリオカ, チャールズ・ユウジ
× ホリオカ, チャールズ・ユウジ |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 本書は 500 ページにもおよぶ日本人の消費行動に関する大変な力作である。著者が本書の冒頭で書いている通り、本書の目的は、「現代日本において消費がどのように決定されているのか、その決定構造にはどのような含意があるのかを明らかにすること」である。消費は国内総生産(GDP)の一つの構成要因に過ぎないが、どの国においても GDP の最も大きな構成要因であり、半分以上のシェアを占め、しかも国民の経済的豊かさの最も重要な尺度である。したがって、本書が扱うテーマは極めて重要なものである。しかも、著者は消費研究の大家であり、過去 15 年間の間に消費行動に関する数々の先駆的な論文を David Cashin、Joshua K. Hausman、Melvin Stephens, Jr.、Johannes F. Weilandなどの著名な経済学者と共著で執筆し、American Economic Journal: Applied Economics、Economics Letters、Japanese Economic Review、Journal of the Japanese and International Economies、National Tax Journal、Review of Economics and Statistics、『経済研究』、『経済分析』をはじめ、内外の定評のある経済雑誌などに掲載している。これらの論文の多くは本書に収録されている。著者の一連の消費研究が一冊の書籍の形でまとめられており、英語論文の場合は和訳されていることは、読者にとって大変喜ばしいことである。言うまでもなく、本書は決して著者の過去の論文の寄せ集めではなく、収録されている論文は大幅に加筆・修正・統合されており、書物として一貫性のある内容になるよう再構築されている。 | |||||
言語 | ja | |||||
書誌情報 |
巻 2024-19, p. 1-4 |
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JEL分類コード | ||||||
言語 | ja |