@techreport{oai:agi.repo.nii.ac.jp:00000297, author = {戴, 二彪 and Dai, Erbiao and 姚, 瑩 and Yao, Ying and Sur, Pramod Kumar and スール, プラモッド・クマール}, month = {Mar}, note = {世界保健機構(WHO)は2019年5月25日、日常生活に支障をきたすほどゲームに没頭する「ゲーム障害(Gaming Disorder)」を、新たな依存症として正式に認定した。「国際疾病分類(ICD)」の中で「依存症」と位置付けられ、WHOの年次総会で採択された。この分類は2022年1月から施行され、ゲーム障害(ゲーム依存症)がアルコールやドラッグと並び、治療が必要な正式な疾病となっている。 台湾では、もともとゲーム好きな文化があるが、インターネットとスマートフォンの普及につれて、ゲーム人口が一層拡大し、ゲーム依存症が社会問題となっている。子供の教育と健康を重視する台湾社会では、ゲーム依存症の蔓延を警戒しており、ゲーム依存症を抱える青少年の治療と自立支援に関する取り組みを2010年ごろから官民連携で推進している。 本章は、5節から構成される。次の第2節では、台湾におけるゲーム依存症の実態を紹介する。第3節では、法整備と啓発教育を中心とする台湾のゲーム依存症防止策を紹介する。第4節では、台湾における依存症を抱える青少年に対する治療と自立支援の取り組みを考察する。最後の第5節では、台湾の依存症対策から得られる示唆を示す。}, title = {ゲーム依存症を抱える子ども・若者の自立支援 ―東アジアの取り組み―}, year = {2023}, yomi = {ヨウ, エイ} }